奇跡の脳

RINKA

2011年04月27日 15:09

YIC(ヨーガの学校)の授業で紹介されていた本、「ジル・ボルト・テイラーの奇跡の脳
貸出、延長3回?やっと読み終えました。

神経解剖学者が脳卒中に倒れ、回復するまでの話。

脳がじわじわと(でも、たったの4時間)衰えてゆく様、
左脳が侵され、右脳だけになったとき見えた世界、
そして脳の素晴らしい回復力、
巻末の脳についての解説も興味深く面白かった!

左脳は情報をまとめ、処理し、考える脳。
現在の私たちは、普段ほとんどをこの左脳にたよって(支配されて)忙しく生きている。
右脳は、「いま、ここに」いるという内なる安らぎを与えてくれる。

右脳が優位になった著者は、宇宙との一体感さえ感じられる、いま、この瞬間、すべてありのままを美しく感じられる世界を味わいます。
それは、涅槃(ニル・ヴァーナ)だと記しています。


そして、そうもいかない私たちに出来るヒントとして、「自分の感情の手綱を握る。」
これは、ヨーガの授業でもたびたび出てきた言葉。
ある感情が沸き起こって、消えていく反応能力は化学的には90秒以内に終わるらしく、
なのでたとえば怒りの感情がいつまでも消えないのは、自分でそう選択しているからであって、
いま現在に戻る選択をするか、自分自身で決めることが出来る。
等々・・・

違う角度で新たに気づかされることがたくさんありました。


そして、最近、わたしがハマっていること。「目をつぶる。」
散歩の途中、風の音を聞いたり、匂いをかいだり、、家で音楽を聴くときも。
簡単だけど、目をつぶると感覚が冴えて、簡単に今この瞬間に立ち戻れる気がする。

日常の何気ない一コマでやってみてください。 
新しい発見があったり、そして何より気持ち良い!

「今日、どんな自分になるのかは、昨日、どんな自分だったかできまるわけじゃない。」


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